ヒトデ

ヒトデ  アステリアス科  Asterias amurensis

 ウニなどと同じ棘皮(きょくひ)動物のなかまで、背面は短い棘(とげ)でおおわれ、腕の腹面には吸盤のついた管足(かんそく)が無数にあります。大きいものは20cmにもなり、腕の数は普通5本、体の色は黄色から紫色のものまで変異に富みますが、三番瀬で見られるものはほとんどきれいな黄色です。北の方では10m以上の深いところ、南の方では浅いところにすんでおり、1954年に東京湾で大発生したとの記録が残っていますが、近年、東京湾では浅瀬でごく普通に見られます。ヒトデのなかまはアサリやバカガイなど大きな獲物を管足で捕らえ、腕でおおって窒息死させます。そして、おもむろに口から胃袋を外にだして貝の肉を包み込み、消化してその養分を吸収します。ヒトデのからだは柔軟で、裏返して置いても自分でもとの状態に起き上がります。しかし、からだに触れるとカチカチに固まってまったく動かなくなり、敵から身を守ります。a.f