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市民調査、再生に向けた勉強会・見学会、そして具体的な再生実験が実現!
市民・行政・研究者のコラボレーション
ですすめる三番瀬の保全・再生!

アマモの苗づくりを見学(2002.12 神奈川県水産総合研究所) 海の見学会で市民調査(2002.4〜) アシ葺きの小屋をつくる(2002.10)

三番瀬の保全・再生に向けて、NPO三番瀬では、三番瀬の地元市のひとつ、市川市と研究機関・専門家などと協働して三番瀬の保全・再生に向けたプロジェクトをすすめています。

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 ◆海の再生実験2003
 ◆海の見学会
 ◆海の再生実験2002・市民参加型生物調査

 ※2004年度以降のコラボレーションは、こちらで紹介しています。⇒ 三番瀬案内所へ


●海の再生実験
2003年度は、昨年度の実績を踏まえて、三番瀬案内所(市川市三番瀬塩浜案内所)において、海と街をつなげ、海の再生につながる取り組みと、三番瀬の東浜を後背湿地として創造するための研究・実験をすすめています。
三番瀬案内所では、水槽や各種展示、海に親しむための体験イベント(海苔簾づくりetc.)など、これまでの調査・研究を生かした試みを行うとともに、案内所脇の敷地において、「海と街をつなげる仕掛けづくりをしよう!」と、「三番瀬 夢のヨシっ原プロジェクト」を実施し、池づくりなどを手作業で行っています(これは、海と街をつなぐ仕掛けづくりであるとともに、これからの海辺における具体的な再生作業のための予備的なノウハウ蓄積にもつながっています)。
また、NPO三番瀬がすすめている「三番瀬アマモすくすくプロジェクト」の陸上における様々な実験(アマモの種の採取、種まき、苗までの育成etc.)について、市川市と協力して三番瀬案内所にて行っています。
 
 ●2年間の取り組みの報告会を開催、報告書が完成 new!
 ●三番瀬アマモすくすくプロジェクト 〜「生物のゆりかご」アマモ場を再生させよう
 ●三番瀬案内所でのガイド・展示など 〜海と街の出会いの場所をつくろう(1)
 ●三番瀬 夢のヨシっ原プロジェクト 〜海と街の出会いの場所をつくろう(2)
 ●東浜再生実験 〜海と陸の連続性を再生させよう
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●2年間の取り組みの報告会を開催。報告書も完成!

 

2年間にわたる取り組みのうち、市民参加による三番瀬のアマモ場とヨシ原の再生方法をまとめた報告書「三番瀬のアマモ場とヨシ原の再生に向けて 〜三番瀬の自然再生における市民参加マニュアル〜」(NPO三番瀬・市川市自然環境課/A5判・48ページ)〔平成15年度市川市委託事業〕がまとまりました。(三番瀬案内所で見ることができます)

 3月13日に市川市と東邦大学、NPO三番瀬が協働で進めてきた海の再生実験をまとめた市川市主催、市民調査報告会を実施しました。タイトルは「三番瀬の今」。前年度を含め今年度と2年間の再生への取り組みを映像や報告書等の成果物としてまとめたこの報告会にはマスコミ3社のほか専門家、一般市民ら50名弱の参加で約3時間で終了しました。
 まず市川市の挨拶、再生作業を「協働」「市民参加への摸索」「海と街」などというキーワードで取組んだ経緯を説明。東邦大学からは風呂田利夫教授からの保全再生の意義、研究機関としての役割を説明。そしてNPO三番瀬からは年10回実施してきた潜水調査・アマモモニタリングで得られた海中映像を用い解説。特に映像は定点を年間通して収録し、日々変化する環境を明らかにしました。またNPO三番瀬では自然再生事業を事業として着実に進めつつも市民参加の可能性や問題点の洗い出しを同時進行で取組みました。さらに暫定的な施設とはいえ、三番瀬塩浜案内所という施設の活用という社会的実験も含め、トライ&エラーの繰り返しでより効果的なプログラム作りの基盤を確立させていった経緯等を話しました。
 終盤には参加者全員からの意見交換の場があり、傍聴の市民の方からアマモ場再生への期待と応援の声もいただきました(写真下)。市川市・東邦大学・NPO三番瀬の2年間の取り組みに対するその他さまざまな要望も挙げられました。改めて我々の掲げている目標「2020年の三番瀬に贈る」を実行していくことであると感じました。(写真上から、NPO三番瀬からの報告・傍聴市民からの期待の声も)
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●東浜再生実験 〜海と陸の連続性を再生させよう
 
 三番瀬の東浜(ひがしはま)を舞台に、海と陸の連続性の再生に向けた市民参加型の再生実験を行っています。専門家を招きながら、ワークショップを開催し、実験を行っています。

植生調査結果を踏まえたワークショップの様子
(2003.12.6)

◆市民参加による植生調査などを実施

 2003年11月24日、ふなばし三番瀬海浜公園隣、市川市東浜にある葦原で市民参加による調査を行いました。
 NPO三番瀬が市川市委託事業として行っている後背湿地再生に向けた東浜湿地再生実験です。理事長の安達による進行管理のもと当日は植生調査等に詳しい田中利彦さんとNPOスタッフの福士融をアドバイザーとして中心に計16名にて湿地再生に向けたフロラ調査等、事前調査を行いました。市民参加型の自然再生に向けた取り組み、海域でのアマモ場再生のみならず、後背湿地再生に向けた取り組みも進んでいます。
 調査地測量・試験区設定は建築家、調査機材等の製作は清積、動植物のアドバイスは上記お二方、マップ作成はフリーライター、力仕事は大学生、計測カウントは日本野鳥の会千葉県支部の皆様、お昼のトン汁鍋作り(?)は小松夫妻が担当し、スタッフ、一般参加者の特技を活かした充実した1日となりました。
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●海の見学会 〜市民参加による生物調査〜
市民がみずから三番瀬の現状について調査し、それを大学と行政がバックアップし、三番瀬の保全・再生策の検討に当たっての科学的な基礎データつくりを行うものです。
具体的には、市川市と協力して、NPO三番瀬が見学会を運営。応募いただいた市民の方々に干潟の見学とともに調査活動にも参加いただき、科学的に耐えられる本格的な生物採集などを行います。その上で、データ解析などを東邦大学東京湾生態系研究センターが行うものです。こうした調査・見学会を年間5回ほど開催し、結果を参加した市民たちがまとめて公表していきます。

 ●海の見学会−市民参加型調査−の様子
 ●三番瀬の海苔漁の見学
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●海の再生実験と市民参加型生物調査
東邦大学東京湾生態系研究センターが市川市と協力し、市民勉強会や見学会、生物調査などを実施。これにNPO三番瀬が運営協力をして、市民参加による三番瀬の保全・再生に向けた取り組みを実現しています。
昨年は、市民勉強会を運営しながら、富津の藻場、盤洲の後背湿地などの自然環境を改めて見学し、三番瀬の保全・再生に向けた具体的なイメージを描くことができました。昨年末には、神奈川県総合水産研究所とNPO法人海辺つくり研究会による藻場の再生に向けたの試みの見学会も行いました。アマモの苗づくりという地道ながらも楽しく活動している方々を見ながら、保全・再生活動のあるべき姿を見た気がします。

 ●市民調査隊、東浜でベントス調査!
 ●市民調査隊が行く!
 ●神奈川県水産総合研究所とNPO海辺つくり研究会がすすめるアマモ苗づくりを見学
 ●東京港野鳥公園の再生事業を見学
 ●三番瀬の海苔漉き体験
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●市民調査隊、市川市東浜でベントス調査!

1mmメッシュの篩で生物を採取 ソーティング風景

 2003年7月30日、ふなばし三番瀬海浜公園の陸から見て西側、地名で言うと市川市東浜(ここは市川市にあたる部分で市川市の海岸線の一番東に位置する)のベントス調査を実施。市川市から3名、東邦大からは風呂田利夫教授と助手の学生の2名、NPO三番瀬からは3名、公募の一般参加者が4名と合計13名で実施しました。
 まずは海岸上部にある葦原の生物観察を行いました。海産の動植物を探してみましたが現状の葦原内には見つかりませんでした。

 干潟の調査は陸地から海へ向かい10m、110m、210mという間隔で3箇所調査ポイントを設け各ポイント5m×5m内を干潟表面の目視観察、砂泥採集、後のソーティングという流れで行いました。ソーティング後の調査試料は、今後専門家に種の同定等していただきデータとして確定させていくという段取りです。

 こっからが地味な作業です。…が、新たな発見が多く、沈黙が続いてはどこからか「オーッ!」「風呂田先生ー!これなんですか?」そしてまた黙々と拾い出し作業、そしてまた、「ゴカイがすばしっこくてつまめな〜い!」なんて声があがります。行政や専門家が今まで行ってきた調査もよく整理すれば市民も関われる部分はいくつかあり、そこに加わることによって、その調査は実施と結果だけが発表され、何の関心もなく流されることにはならず、市民の記憶に残る活きた調査となります。
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市民調査隊が行く!
深夜の放水路で穴掘り!アナジャコの巣穴がたくさんありました。 どんな生きものがいるかな?けっこう楽しい!でも眠い・・・(深夜デス) フラスコに生きものを入れていきます(二枚貝はオキシジミ)

 市川市による市民参加型の三番瀬生物調査が行われています。
 この調査では、干潟にどんな生物が生息しているのかをきちんと調べるのはもちろんですが、そこに市民も参加するということが、もうひとつの目的と位置づけられています。専門家と一緒に調査を行うことで、より深く干潟を理解し、きちんとした保全に関われる市民を増やしていこうということです。
 第1回調査は1月23日、江戸川放水路で行いました。東邦大学の東京湾生態系研究センターと調査会社が、いわゆる調査の専門家という立場で参加し、私たちNPO三番瀬と応募してくれた市民調査隊のみなさん、プラス市川市と江戸川放水路を管理している国交省江戸川工事事務所からも参加して、総勢14名で行いました。
 冬は夜に大きく潮が引きます。集合は20時。みんな防寒具を着けて、胴長または長靴といういでたちで、懐中電灯を持って、いざ出発です。

ベントス調査ってなに?
 今回行ったのはベントス調査です。簡単に言うと、「干潟の砂泥の中にはどんな生物が,どのくらい生息しているのか?」、「潮の高さによって、干潟に住む生物の分布はどう変わるのか?」というようなことを知るために行うものです。

調査の流れ
 では、どのように調査を行ったのか、簡単に手順を簡単に紹介します。

@測点の決定
 砂や泥を掘り,ベントスのサンプルを得るための場所(測点)を決めます。今回は江戸川放水路にかかる湾岸道路より下流側の4地点で行いました。

A採泥
 スコップで25センチ×25センチ×深さ20センチの砂や泥をとります。正確に取るために、枠を使います。
 採集した砂や泥は少しずつふるいに入れて水でゆすぎ、泥や砂を落とします。(ベントスを含むと思われる)ふるいに残った物は水を切り,とりあえず全部,各測点ごとにビニールの袋に入れておきます。
 そして、25センチ×50センチの枠を干潟に置き、目視でその中にどんな生物がいるか、穴がある場合は掘って何の生物が住んでいるか調べます。これは1測点で3回やります。最後に、気温、干潟が砂っぽいか、泥っぽいか、臭いはあるかなど調査地点の情報や気づいたことをメモしておきます。
以上を各測点ごとに行います。

Bソーティング
 ここからは室内での作業になります。採集したサンプルを水でよく洗った後バットに広げて,まずは生物とそうでない物とを大まかに分けてしまいます。その後,貝類、カニ・エビ類、ゴカイなど近縁と考えられるベントスごとにいくつかのポリビン容器に区分けします。この作業は1人で行うと,微小な生物や、砂・泥に体色が似た生物を見落としてしまう可能性があるため,二人以上で行います。ソーティングした生物は70%エタノールで一次保存しておきます。
 市民参加で行う調査はここまでですが、この後の作業を説明しておきます。

C同定
 ソーティングを終えたサンプルを,必要に応じて実体顕微鏡などで観察したり,図鑑と形態や特徴を照合させながら種名を特定します。種名の特定ができない場合は科や属などわかる範囲までで特定を行います。
 同定が済んだ物はその種ごとにサンプルビンに入れ変えてラベルを貼って再び70%エタノールで保存します。ラベルには,『採集者・和名・学名・採集日・採集場所』を必ず記入しておくようにします。

D定量
 各測点ごとに,種ごとの個体数を数えます。この時,体がちぎれてしまっている生物などに関しては,「頭があればその個体を1匹として数える事にする」などの共通の決まりごとを決めておきます。
その後,電子重量測定機で種ごとの湿重量を測定します。サンプルを一度ペーパータオルの上に載せてアルコールや水分を切り,1mg精度で測定を行います。定量・測定作業の済んだサンプルは70%エタノール中で再び保存します。

E結果・考察
 各測点ごとの個体数や湿重量の測定結果などのデータを整理して,統計学的な手法やグラフ作成などによって得られた結果からどのようなことが言えるのか(もしくは,どのようなことが考えられるのか)を考察します。

調査を終えて
 本日は風もなく、比較的暖かかったので、干潟での作業は思ったより楽でした。私たちが採泥に夢中になっている間に、専門家の方たちが干潟にいた生物を捕獲していてくれたので、珍しい生物も見られました。そして、ソーティングの作業をして、干潟には本当にたくさんの生物がいることを実感しました。
 江戸川放水路での調査は、その後2月1日にも行いました。
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●東京湾岸ですすめられている再生への取り組みを見学しています
 2002.12.26
 神奈川県水産総合研究所と海辺つくり研究会
 アマモの苗づくりを見学しました
まずアマモ(藻場)再生の講義を受けました。講師は工藤孝浩さん(神奈川県水産総合研究所)と木村尚さん(海辺つくり研究会)。 水槽の中でアマモが育てられています。 工藤さんが種付けを実演。手際よく種を植えていきます。
みんなで苗床に種を入れていきます。 種が埋めこまれた苗床にシートをかけます。 研究所前の海底へ苗床をそっと降ろします。受け取るダイバーは木村さん。
くわしい報告は、市民勉強会などで行っています。
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 2003.1.19
 東京港野鳥公園
 アシの再生・管理の取り組みを見学しました
東京港野鳥公園。湿地再生型の公園です。 ご案内いただいた林英子さん(日本野鳥の会) アシ刈をするボランティアのみなさん。
熱心に林さんの話を聞く参加者のみなさん。湿地再生に向けた熱意を感じます。 刈ったアシなどを利用して工芸品づくり。楽しそうですね。 木村賢史さん(東京都)より湿地再生について講義していただきました。
くわしい報告は市民勉強会などで行っています。

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三番瀬 海の見学会の様子
 〜市民参加で三番瀬の生物調査をしています〜
ライフジャケットをきちんと着たかな?
さあ、船に乗って、いよいよ三番瀬へ!
三番瀬の「沖の大洲」の干潟に到着。広くて気持ちいいね!
参加者が北・中央・南の3班に分かれて干潟の見学と調査を開始! 調査は、目視調査、掘り返し調査、定量調査の3つ。後ほど研究機関による本格的な解析がされます。
この日見つけたイシガレイの子ども クシノハクモヒトデ
ツバサゴガイ 三番瀬に船で行き、干潟を歩きながら、三番瀬といちかわの海辺のまちづくりを考えます。
市民による三番瀬の科学調査もしています!

市民も参加して本核的な調査! 専門家がいるので安心・簡単。三番瀬の再生策の検討に当たっての貴重な基礎データになります。
この日見つけた生きものたち

アサリ(ただし成貝のみで数は少ない。稚貝見られず)/シオフキ(多い)/バカガイ/マテガイ/マガキ/ムラサキイガイ/ハゼ(子ども・多い)/ボラ(子ども)/イシガレイ(子ども)/イシガニ/チチュウカイミドリガニ/マメコブシガニ/タマシキゴガイ/ツバサゴカイ/スゴカイイソメ(多い)/コアジサシ などなど

市民調査隊Q&A

Q:どんなことするの?
A:船で干潟に行き、楽しく見学しながら、一定のルールに基づいてスコップで砂を掘って生きものをさがしたりします。
Q:むずかしくありませんか?
A:スタッフが近くにいますので、はじめての方でも簡単です。どんな生きものがどれくらいいるのか、よくわかるので楽しいものですよ。
Q:集めた記録はどうするの?
A:生きものの専門家が科学的に分析します。市民と研究機関がスクラムを組んで、これからの三番瀬の保全・再生のための基礎データがつくられていくのです。
Q:スケジュールは?
A:5月からおおむね月1回のペースで船で干潟に行き、見学、調査をおこないます。これ以外に小さな船で浅瀬の調査活動や再生実験などもおこなっていきます。関心のある方はぜひご連絡ください。いっしょに三番瀬の保全・再生作業をしましょう!!

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●三番瀬ノリすき体験 〜日本一のノリをつくろう!〜
 三番瀬海辺のふるさと再生計画・海辺の体験プロジェクト
 (終了しました)
三番瀬で成長したノリをつみ取って、手すきの乾ノリをづくりを体験。 荒天のため翌日延期となってしまいましたが、多くの親子連れの方などに来ていただきました。
ノリの佃煮や酢の物など、生ノリのおいしい食べ方を紹介して、参加者に三番 瀬の恵みを実感してもらい、行徳の地場産業であるノリ漁について理解を深めてもら いました。


◇2001.3.23 塩浜消防訓練場(JR市川塩浜駅の海側)にて
◇ノリすき指導 市川市行徳漁業協同組合
 
主催/三番瀬海辺のふるさと再生計画実行委員会(NPO三番瀬・行徳郷土文化懇話会・市川市)
協力/市川市行徳漁業協同組合
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